2017年6月16日
国際連合人間居住計画（国連ハビタット）福岡本部は、アジア太平洋地域の都市における居住問題の解決に取り組み、人々が安心して暮らせるよう、アフガニスタン等を含む担当地域の各地において、住民主体の「まちづくり」を支援する九州唯一の国連機関です。
2017年6月16日、是澤 優（これさわ あつし）が国連ハビタット福岡本部長職に就任いたしました。
是澤新本部長は、1988年に国土庁（現国土交通省）に入庁以来、国連ハビタット（ケニア)人間 居住専門官や経済協力開発機構 (フランス)アドミニストレーター、国土交通省国土計画局大都市圏制度企画室長、アジア防災センター所長（神戸市）、総務省消防庁国民保護防災部参事官、国土交通省中部地方整備局総務部長、不動産適正取引推進機構研究理事等を歴任しました。
是澤新本部長コメント
「国連ハビタット福岡本部は1997年8月1日の設立以来、福岡を拠点としてアジア太平洋地域における紛争・災害復興事業や都市化の様々な課題の改善に向けて活動を展開してきました。20周年という節目に本部長職を拝命することとなり、身の引き締まる思いです。
国連ハビタットは、都市が抱える居住問題解決に取り組む国連機関として、2015年に採択された持続可能な開発目標(SDGs)や2016年に第3回国連人間居住会議で採択されたニュー・アーバン・アジェンダを受け、「住み続けられるまち」の実現に向けて、これまでの活動をさらに強化させていく所存です。また、福岡にある九州唯一の国連機関として、様々な形でアジア太平洋地域を始め世界との懸け橋となれるよう、尽力いたします。」
