国連人間居住計画(ハビタット)事務局長ジョアン・クロスは、7月19日、福岡市内において、アジア太平洋地域を担当する福岡本部の設立20周年を様々なパートナーと共に祝いました。記念シンポジウムには、国連ハビタット推進議員連盟の鬼木誠事務局長、国土交通省の吉田光市国土交通審議官、(一社)九州経済連合会の麻生泰会長にもご臨席いただいた他、民間企業やアカデミア、市民団体など、幅広い分野からご出席いただきました。
ジョアン・クロスは、記念シンポジウムに先立ち、小川洋福岡県知事、守谷正人福岡県議会副議長、髙島宗一郎福岡市長を表敬訪問し、1997年の設立以来20年にわたる国連ハビタット福岡本部への支援に関する謝意と今後の継続した協力関係を要望しました。
記念にシンポジウムにおいて「世界の都市化の傾向と現状」と題した基調講演を行ったほか、様々なバックグラウンドをもつ10名のパネリストと「住み続けられるまちづくり」に関してパネルディスカッションを行いました。
記念シンポジウム後は、国連ハビタット福岡本部の設立時から活動支援についての覚書に署名した全団体による共同宣言の署名式も行われ、アジア太平洋地域で人間居住の改善に取り組む福岡本部へのを支援を改めて宣言しました。
*国連ハビタット福岡本部は、1997年8月1日に設立して以来、福岡を拠点にして、アジア太平洋地域で434の事業を実施してきました。