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日本政府支援による国連ハビタット住宅支援事業の定礎式を開催(仮訳)

2016年5月25日、ミャンマー・ヤンゴン地方のDagon Myothit 地域にて、国連ハビタットが実施する日本政府支援事業の定礎式が執り行われました。事業地域における最も貧困で脆弱な240世帯を対象として、5階建てアパート12棟を建築することを目的とした事業です。

Foundation stone laid for Japan funded Myanmar low cost housing project

在ミャンマー日本国大使館参事官の松尾秀明氏、JICAミャンマー事務所員の紀古鮎美氏、ミャンマー建設省・都市居住計画部長のThet Naing Moe 氏、国連ハビタットのミャンマー事務所長のBijay Karmacharya氏、ヤンゴン市開発委員会都市部長のU Toe Aung 氏、アパート使用者統合委員会・会長のU Aung Kyaw Oo氏、Women for the World のVan Lizar Aung氏、建設会社S&A Co LtdのU Saw Htwe Zaw氏と、建設会社Civil Tech Ct LtdのU Ohn Mying 氏が、最初に建築される6棟のアパートの基礎を共に敷きました。

国連ハビタット ミャンマー事務所長のBijay Karmacharya氏は、開会の挨拶で、本事業は脆弱な貧困世帯が直面する住宅問題の解決に貢献する先駆的なパイロット・プロジェクトであることを強調しました。

在ミャンマー日本国大使館の松尾参事官は、日本政府がミャンマーの脆弱な貧困層を対象とした住宅建設事業に資金援助する初めてのことであると述べました。また、本事業は日本国民からミャンマー国民への友好のしるしであり、事業が予定通りに完成することを心待ちにしていると語りました。

Foundation stone laid for Japan funded Myanmar low cost housing project
Foundation stone laid for Japan funded Myanmar low cost housing project

事業受益者の代表として、アパート使用者統合委員会・会長のU Aung Kyaw Oo 氏は日本政府と国連ハビタットの脆弱世帯への支援に対して感謝の言葉を述べました。受益者の選出は長期に渡る慎重かつ厳正なプロセスを経ており、その結果、最も支援を必要としている世帯が選ばれたことを想起し、受益者を代表して住宅を大切に維持することを誓いました。

Dagon Myothit地域は、ミャンマーの商業首都であるヤンゴン市の東部に位置しています。この町は1990年代に工業地帯として成立しました。現人口は約16万6千人です。ミャンマーの建設省は、Dagon Myothit 地域を住居や、水・衛生面で脆弱な貧困層に支援を提供する優先地帯としています。

Foundation stone laid for Japan funded Myanmar low cost housing project
Foundation stone laid for Japan funded Myanmar low cost housing project

まず、アパートが6棟建設される予定です。事業受益者世帯は、コミュニティを動員し厳格な脆弱性の基準に基づいて選出され、住宅用地は建設省から提供されました。

日本政府は国連ハビタットにとって最大の支援パートナーの一つであり、これまでミャンマーの他の地域における脆弱な貧困層の生活水準向上や基本的インフラの提供を目標とした様々な事業を支援してきました。今年6月初旬には、さらなる日本政府支援により、チン州におけるコミュニティ主体のインフラ整備事業を開始する予定です。


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