国連ハビタット福岡本部(正式名称:国連人間居住計画アジア太平洋地域事務所)は、国連事務局(UN Secretariat)の機関として、持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)や新たな都市の政策(New Urban Agenda)等の実現を通じて、持続可能な都市と人々の生活の改善を図っています。
新型コロナウイルスは、現在も多くの開発途上国において急速に拡大し続けています。特にスラムやファベーラ等と呼ばれる都市貧困地域や難民・避難民等の居住地区では、人々は適切な居住空間や衛生施設が得られず、感染が増加しつつあるとともに、ひとたびこのような地域に感染が広がると、根絶が大変困難となることが懸念されており、国際社会にとって大変深刻な課題となっています。国連ハビタットでは、このような生活が困窮し、また、コロナウイルスの被害を受けやすい人々に対して、手洗施設や石鹸・消毒剤等の提供、手洗やマスク着用等の住民への啓発・教育活動、食料等の配給など幅広い活動を地方政府やコミュニティ組織と協働して実施しています。このような活動に対しては、国内外の複数の団体・企業・学校等からご協力頂いています(下記参照)。
「誰ひとり取り残さない」社会、コミュニティの実現のために引き続き取り組んでまいりますので、皆様のご賛同とご協力を引き続きお願いいたします。
国連ハビタットアジア太平洋地域代表・福岡本部本部長
是澤 優
国連ハビタットの新型コロナウイルス対策事例
https://fukuoka.unhabitat.org/covid_19/index.html
日本における民間支援事例
- ー Bio Face寄贈ソーシャルプロジェクト(洗って繰り返し使用が可能な清潔で安全なマスクの提供)(予定)
- ー「副業でみんながつながる熊本産マスクプロジェクト」を通じた手作りマスク寄贈(予定)