背景
「ベトナム都市フォーラム」は2001年半ば、ベトナム政府と国連開発計画(UNDP)の主導で設立され、スイス開発協力庁(SDC)が財政支援を行ってきた。フォーラムの第1回会合は2001年5月に開かれ、国連ハビタットはベトナムの都市化に関する研究報告を発表した。以来、フォーラムは都市政策に関する議論と協議において中心的な役割を果たしてきた。2003年、フォーラムの運営は都市開発を担当する建設省に委譲された。その後、フォーラムが主催する数々の協議が行われ、援助機関は支援した都市関連事業に関する見解や評価を表明する場としてフォーラムを活用するようになった。毎年、ベトナムに関する諮問グループの会合が開かれ、同国の開発に関する諸問題や外部からの支援の活用方法について審議している。国連ハビタットはUNDPの要請を受け、ベトナムの都市化に関する2つの調査・研究の要約を作成している。この要約は2003年12月にハノイで開かれる諮問グループ会合で提出された。
成果
他の援助機関との協議により、政策提言を含む報告書が作成された。