アジア太平洋地域の国や都市が直面する様々な都市課題、なかでも水・衛生・廃棄物・エネルギーなど、環境に関連する分野における問題と現状、そしてその解決のために求められるノウハウやニーズを明らかにすること。一方で、日本の自治体および企業・NPOなどによる環境分野における先進的な技術や取り組み、また経験を紹介していくこと。それが、国際環境技術専門家会議(EGM: Expert Group Meeting)の目的です。そして、会議を通じて明らかとなった個別のアジア側のニーズに対し、具体的に課題解決となる技術やノウハウを見出し、実現可能性を調査し、パイロット事業やワークショップ・研修などを実施していく予定です。
第11回目となる環境技術専門家国際会議は、2021年2月19日、「水・公衆衛生・廃棄物 ~コロナとともに生きるために~」をテーマに開催されました。従来であれば海外から政府・都市関係者を招聘し福岡において開催してまいりましたが、今回はコロナウイルス感染拡大のため初めてオンラインでの開催となりました。