都市指標に関するワークショップ
世界都市化観測システムは、世界的な都市化の傾向を観測・評価するとともに、国・地方政府・市民団体が政策指向の都市指標や統計、その他都市に関する情報を適用できるよう支援するために設立されたシステムである。世界規模で、ハビタット・アジェンダの実施状況や都市の現状・都市化の傾向をモニタリングしている。現在の活動は、国及び地方レベルで都市都市観測システムの総合ネットワーク構築を目指している。
事例
中国では、都市同盟の協力により都市開発戦略(CDS)が策定された。CDSの主要な目的は、ガバナンスの改善により、都市がより広い視野に基づいた発展や貧困削減のビジョンを構築できるようにすることである。都市化観測システムは、このプロジェクトのフォローアップとして、CDSの目標や戦略、及びプログラムの進歩状況を継続的にモニタリングするための指標を開発し、都市が目標達成に向けてプログラムの改善や調整を行うことができるようにしている。