今回は「都市づくりにジャーナリストの視点を」というテーマで、福岡市アジア文化賞25周年記念事業とも連携し、第1部「観光交流と都市力強化」、第2部「都市における芸術・文化の役割」の2部構成で実施しました。
観光は九州経済を牽引する産業として期待されていますが、海外では九州の知名度が低いこと、英語の案内表示やWi-Fi等通信環境の整備が遅れていること等が課題として挙げられました。また、施設やインフラ整備と共に、情報提供や観光客と地元住民との触れ合いなどソフト面の充実の重要性も指摘されました。
第2部では、芸術・文化の役割について討議が行われ、芸術は観光の吸引力になる可能性を秘めてはいるが、どんな芸術が楽しめるかの情報発信や、特に伝統芸能などは外国人にも分かるような工夫が必要との意見が出されました。
- 主催:
- 国連ハビタット福岡本部、(一社)九州経済連合会、九州経済同友会、(公財)九州経済調査協会、
九州商工会議所連合会、福岡市、(株)九州情報リエゾン
- 後援:
- 九州運輸局、九州経済局、福岡県
- 日時:
- 2014年12月4日(木) 12:30 〜 18:00
- 場所:
- 電気ビル共創館「みらいホール」(福岡市)
- 一般参加者募集数:
- 約150名
- 参加メディア:
- 日本:西日本新聞、朝日新聞、読売新聞、熊本日日新聞、RKB、FBS、TNC、TVQ、中国:上海日報(上海)、韓国:釜山日報(釜山)、ベトナム:ベトナム・ニュース・エージェンシー(ハノイ)、タイ:カオソド紙(バンコク)、フィリピン:フィリピン・デイリー・インクワイヤラー(マニラ)、インドネシア:コンパスデイリー紙(ジャカルタ)
- プログラム:
- 12:30 〜 12:45 開会、歓迎挨拶
12:45 〜 15:15 第1部「観光交流と都市力強化」基調講演、パネルディスカッション
15:30 〜 18:00 第2部「都市における芸術・文化の役割」基調講演、パネルディスカッション